2015年8月6日木曜日

国境を越える荷物

泥のような眠りは、1本の電話で妨げられます。
午前9時、荷物が見つかったという知らせです!
『excellent!』
電話で話しているお姉さんの声が聞こえます。
エクセレント!使ったことのない言葉です。こういう時に使うのね、エクセレント。と妙な感心をしてしまうほど、あっさりと見つかりました。
そして、午後1時頃までに届けてくれる事に。

ゆったり朝食を済ませ、現地で使う携帯電話のセッティングなどをしていると

きたーーー!

愛しのバックパックが届きました。


荷物に付けられていたタグを見ると、なんとイスタンブールに行っていたもよう。
荷物はさらに国境を越え、そして戻ってきたのです。
ここであの歌が、そうあの歌がよぎりませんか?

中身を確認し、無事を確かめ
今度こそ安堵することができました。
結果的には、『重たい荷物を自分で運ばずにデリバリーしてもらえて良かったね』
負け惜しみを言う元気と、何もしていないのに何かをした達成感に満ち溢れました。

昨日荷物が出てこなかった時点で、お姉さんから『荷物が無くなった時は保証金を請求する』というミッションが与えられておりました。昨夜空港でオドオドと申し立てたところ『24時間以降見つからない場合は支払う』と言われたのですが、どうやら飛行機が遅れた時点で色々とサービスを受けられたり、ラウンジを使えたりしたようです。
我々には、ただ目的地にたどり着けるかの不安しかなくその余裕がありませんでした。
帰りの便では教訓を活かして、物申す所存でございます。いやいや、帰りはスムーズに帰りたいですよ、ホント。

というわけで、午後はロングハイキングに行くために必要な食料や地図、燃料を購入。
少しの観光と美味しい食事を満喫して過ごしました。

夜はみんなでアウトドア用の食事を味見。
噂通り、こちらで買うものは味とボリュームがしっかりしていて2人で一袋で良さそうです。

これから歩く行程の地図を広げると、ワクワクしてきます。

あと一泊していよいよはじまります。

ところで、飛んでイスタンブール
歌えますか?

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