2015年10月3日土曜日

Day 4

D4 8/11
5:30起床
晴れているが寒い!
パン、チーズ、サラミ、コーヒーの朝食。
今日の目標は30キロ先だがたどり着けるか・・・1キロほど歩くと小屋あり、赤いテントがあった。目的地までの標識が25キロと書いてある。30キロではないのか?もうどれを信じて良いかわからない。ノルウェーキロ表示法でもあるのか?
ぐずぐずの湿地を今日も進む。もちろん川も渡る。

飛び石を進む

靴下は結局履き替えず進む。
靴のインソールを抜いて歩いているが、昨日石にぶつけて痛かったりしたので、お昼休憩の時に入れよう。さらに・・・トレランシューズではなく、厚底のハイカットの防水シューズだったら足は濡れないんじゃないか、と、もう足が濡れることが嫌になってる。
幾つか川を渡っていると風が強くなってきた。そのあとは強風になり、吹き止まない。
ときおり体がぐらつく。湿地はドロドロでしかもオイルのような色になっていて臭い。
何度もなんどもハマる。
12:30 お昼ご飯は風が強くゆっくりしていられなかったのでサッと済ます。
その後、さらに風が強まり、川幅30メートルもの深い川を渡ることになった。道をいくら探しても、川を渡る以外の方法はない、渡らなければならない。

渡るのはこの奥側の川

裸足で渡ると転びそうだったので靴のまま水に入り、強風でよろめきながら、膝まで水に浸かり渡りきった。
渡りきったところで、いったん靴をぬぎ、くつ下を絞る。靴にインソールを入れる。
そして足裏をチェック。大丈夫、マメはできていない。
マメを作ってしまうとこの先の長い行程が辛くなるので、休憩のたびマメチェックは必ず行った。それはダンナからことあるごとに言われていた。

このあとは長い急な登り。
体が冷えたのと、強風と登りで呼吸が苦しくなる。咳が出てとても苦しい。
こんな風でこの旅を続けられるのかと、とても不安になる。
15:00 登り終わったところ、強風の中に人が立っている。近づくと赤ひげのおじさん。ニコニコしながら話しかけてくれた。「君たちは何日め?」「4日です」と私たち。
「私は54日めだよ、ハッハ〜」と赤ひげは笑う。「アビスコまでの道はとても良い道だよ、幸運を!ハッハ〜」と赤ひげは言った。それで気分が変わり、元気が出てきた。
とても寒いので、レインウェア上下を着込む。長い登りが終わり、さらに元気が出た。
行けるところまで行こう。今度は長い下りを下って、小屋が見えた。
最後は森の小径を通り、目的地に着いた、嬉しい!


小屋には2組のハイカーがいた。
18:30 その横でテント。(無人の小屋なのでお金はかからない)だけど本当に30キロ進めたのか?
そして、お決まりのようにテントを張ると雨なのであった・・・




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