2015年10月27日火曜日

Day12〜13

D12 8/19
6:00起床、8:00出発
昼間はあんなに暑いのに、やはり夜と朝は寒い。結露でテントはびっしょりだった。

朝食はクラッカー2枚とコーヒー、そして昨日小屋で買ったハムマヨペースト(なかなか美味)

朝の定番はこれでした

歩き始めると太陽サンサン、また暑さと蚊との戦い。
今日も陽に向かって歩く。
昨日会った何組かのハイカー達と抜きつ抜かれつ、挨拶だけで言葉は交わさなかった。

トレイル上には色々な花が咲いている。
たんぽぽ、つくし、ハルジョンに似た日本では春に咲くような花達だ。

たんぽぽのような花

11:30 足が痛くなってきたので川べりで昼食
結露で濡れたテントとシュラフを乾かし、私は足を水につけてアイシングした。

テント乾かし中!

食事中 抜きつ抜かれつしていたハイカーのうちの1組、私たちが「黄色くん」(黄色上下のウエアだった)と呼んでいた青年が
「いただきます!」と、いきなり日本語で話しかけてきた。
聞くと、黄色くんはスイス人なのだが、5年前に福島に1年間留学していたという。
何日か前にノルウェーで出会ったヘンドリックとの苦い想いが頭をよぎる・・・今度はちゃんと楽しく会話ができたと、思う。その後、黄色くんとはすれ違うたびに日本語で挨拶をして楽しんだ。良い青年だった。

昼食後、ようやくスタートして15キロ地点のタヤタヤ小屋に。小屋手前でまた「こんにちは」と日本語で話しかけられる。東洋系の顔立ちの彼は韓国から来たそうだ。イビョンホンに似ていなくもない。
小屋には立ち寄らず進むと、急に荒涼とした景色に変わった。
何日か前のあの道に戻ったようで、人も少なくなり嬉しくなった。ただ違うのは、岩場を歩きやすいように木道があることだ。ぐんぐん進めた。

17:00 峠を一つ越え、雪渓を渡り、下ったところを本日のテント場とする。
今日もよく歩き、たくさん汗をかいた。

※後日メモ タヤタヤ小屋→チュクタ小屋 (Tjaktja) 


D13 8/20
5:30起床、7:00出発
風は強かったがぐっすり眠れた。やはり朝は寒いが風が入り込んだのでテントの結露はなし。

10:00 スタートして3時間でセルカ小屋に着く。とても暑かったのでトナカイビールを買って飲む。幸せ!景色の良いところでビールを飲めるなんて贅沢だぁー!しかも小屋のおじさんが2クローネ(30円)おまけしてくれた。

salsa小屋は天国のようなところだった
いつものトナカイビール

昨日の後半で一緒だった単独の年配女性に会う。彼女はとてもパワフルだ、我々を抜いて先に行ってしまった。もう会わないだろう・・・手を振って別れる。

その後クングスレーデンとノルドカロッドレーデンの分岐に来た。ようやく静かな道だ。

分岐、文字が消えている

今日はあまり人と会わない。気温はどんどん上がり、遮るものがないので25度以上に。
温度計を見ると30度を指している。げーっあっつい!ペースが上がらない。
自分がこんなに暑さに弱いとは思わなかった。さらに朝方から右足首外側が痛む。
ゲイターのストラップ部分が足に当たってアザになってしまっている。左足が良くなったと思ったら今度は右。。。自分の不注意とはいえ、1つでも不調なところが出てくると途端にマイナス思考になる。右足親指のしびれも治らないし、何か変な病気じゃないだろうかとか、ノルウェーでずっと足を濡らしていて何かに感染したのではないか、と半べそになる。
いったん止まって、アザの部分にテーピングをして靴を履きなおした。

1:00 それでもペースが上がらず、昼食に。
お腹が満たされたら元気になった。足のあたりも良いように思う。
何と自分は単純なのだろう・・・
元気を取り戻したのでスピードアップ。だが、ノルドカロッドレーデンに入った途端、踏み跡が少なく道がよくわからない。
ここへ来て「ラップランド進まない問題」再発である。

17:00 暑いのと進まないのとでギブアップ
川沿いにテントを張り、汗でベタベタの体を川で洗うととても気持ちが良かった。

何故か置いてあった椅子

1日のうちで、足が痛いと言っては不機嫌になり、ビールを飲んではニコニコし、疲れたと言ってはふてくされ、お腹が満たされればご機嫌。
振り回されているダンナに申し訳ないと思う。
今日はぐっすり寝て、明日こそ頑張ろう!

今日メモ:明日こそと毎日思っている。












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