2015年10月16日金曜日

Day8 1stゴール!

D8 8/15
朝5:30起床 
7:00出発
天気は良い!ゴールはこの湖の対岸なのです

だんだん朝の準備が早くなっている。今日は1stステージのゴール、アビスコを目指す。
ところが・・・3日目に岩場で転んでひねった右足首が痛い。
昨日まで多少の違和感だったのが、足をつけないくらい痛い。少し歩いて温まれば動くかと思ったが、だんだん痛くなる。
途中でテーピングをする。だいぶ歩けるようになった、が、足を大事にしないとこの先進めないのでゆっくり進む。

12:00 ようやくトレイルを抜けて車道に出る。
ここからはアビスコまで15キロくらい。歩けるか?そういえば、バスがあると聞いていた。どこだ?ない。ないので歩く。
2キロ程歩くとバス停があった!だが時刻表がない。バスが来るのか来ないのか、何も解らない。お腹が空いたので、途中の川で水を汲んで昼食。「途中の川で水汲んでご飯とか、日本ではないよね。」と笑う。

風の強いなか、さらに進むと大きなリゾート地に出た(Björkliden)ここならバスに乗れるだろうと思ったが、何も案内がなく列車の駅もあるのに人がいない。
NO〜〜〜!と思っていたらバスが来た!!
手を上げて無理やり止める。
「アビスコに行きたいです!」と悲痛の叫びに答えてもらい、さらに支払いはいらないよと。ありがとうラップランド!
これでバスで10キロブーンと進む。バスって早いよね、ホント。

ここで、衝撃の事実が!!!
我々はヘルシンキ時間のまま行動していたが、時差は1時間あったのだ。
ということは・・・今まで5:00とかに起きていたつもりが、実は4:00に起きて6:00に出発し、11:00頃昼ご飯を食べ、6:00頃寝ていたのだ。
どうりですれ違ったハイカーに「早起きね」と言われたはずだ。
4:00に起きるなんて、そりゃあ早起きだ。
まあ、1時間トクをしたと思おう。さらにバスでショートカットできて3時間得をしたと思うことにする。

2:00 そんなわけで、到着予定時刻より3時間早くアビスコに到着した。

アビスコツーリストステーション


レセプションカウンターへ行くとホテルorホステルと聞かれた。ホステルは部屋にベットがあるだけで他は共有の施設を使う。ホテルは部屋にトイレ、シャワー、朝食、それに部屋の掃除付き。
足をきちんと休めて治すために、贅沢だがホテルで2泊することにして、ディナーも予約してみた。
部屋は清潔で広々としている。とっても嬉しくて、足の痛みも暫し忘れてうきうき。
ここの施設はハイキングのためのものなので、皆んなどんなルートでどんな装備で行くかを考えている。この雰囲気を楽しめるのはとっても貴重だ。
ロビーや庭にはたくさんのハイカーが集まっている。日本人らしき人にも初めて会った。

部屋で8日ぶりにシャワーを浴びビールを飲む。一気に日常に戻る。
wifiで家族に連絡を取ったり、仕事のメールをしたり、なんだか戻るのってあっという間だ。

ディナーは注文の仕方がわからなくてオロオロ。
ダンナに助けてもらい、トナカイ肉を頼んだ。

トナカイ肉、リンゴンベリーソース、マッシュポテト

トナカイは食べたいと思っていた。
1口目は美味しかったが、独特のケモノ臭がして、最後はダンナに食べてもらった。もともと肉は苦手なのだ。だけどトナカイの味がわかって良かった。

久々に満腹になり、ベットにごろりとした。
売店で洗剤を購入し、衣類をバスルームで洗って部屋中に干した。
靴下の汚れはなかなか落ちず、湿地や苔の匂いがバスルームに充満する。
その匂いが、日常と非日常のつなぎ目であるような気持ちになる。

白夜が終わったばかりのこの季節、白々とした空を眺めながらふかふかのベッドで
いつのまにか眠りについたのでした。

今日メモ:8日ぶりに頭を洗うと抜け毛がハンパない
後日談:止まってくれたバスは空港からの高速バスだった






0 件のコメント:

コメントを投稿