2015年5月28日木曜日

ザックは旅の相棒

旅の準備をするにあたり、まず1ヶ月半背負い続けるザックを買わなければならない。
私が持っているザックで一番大きいのは28Lなので、ぜんぜん容量が足りないのである。

そこで、いつも大変お世話になっている三鷹のHiker'sDepotさんへ
購入するものはあらかじめ決めていた。Ultra Adventure EquipmentのCDTです。
このザック、シンプルで背負いやすいしポッケもたくさんあって良いのです。

が、が、問題がーーーー
背負ってみたら、サイズが合わないのです

えーと。私、身長が150cmとたいへんなチビッコでありまして、背面長が合うザックがほとんどないのです。CDTならいけると思っていたので、これはかなりのショック。
すると、さすが Hiker'sDepotさん!私に合うよーというものが出て参りました

ジャーン
Gossamer GearのMariposaです
XSサイズがあって、背負ってみたらピッタンコです!少しお高いけれど、サイズが合うものってなかなかありません。


背面長、約42cm



容量は50Lくらいでしょうか



購入しましたー。
これが旅のお供になり、私の背中を支え、1ヶ月半の衣食住を包み込んでくれるのです。
頼もしい相棒です。
マリポサちゃんですよ。

2015年5月12日火曜日

航空券をとる

行くことは決まった!
さてさて、何から準備したらよいのか?

まず、日程
出発は8月3日

800キロのトレイルを歩くことを考えると、1日20キロ歩くとしたら1ヶ月半〜2ヶ月はかかりそうで ・・・早めに出発しないとラップランドはたちまち氷の世界になるだろうからという理由
それで、8月最初の月曜日ということにした

航空券のチケットってどうしたらいいのかねえ・・・
「格安チケット、ヘルシンキ 」で検索
するとエアベルリン片道2名で¥130,440!!アブダビとベルリンで2回乗り換えだけれども、「こういうのも楽しい旅の経験になるよねー!」などと浮かれ夫婦なのである

いざインターネットで予約というのもなんだか不安なので
近所のHISへ 行って情報だけ聞いて、「あーでは考えます。」とか言えばいいんじゃない?というなんとも失礼きわまりない行動にでた。

「ヘルシンキまでの片道航空券、エアベルリンのやつを予約したいです」
調べてきたぞーえっへん!という気持ち満載で乗り込んだHIS
デスクの女性はパソコンをカタカタ言わせて調べてくれている。「片道ですか?」
の質問に夫は「陸路を徒歩で移動なんですよ、何日かかるか解らない旅なのでね。」という妙な返答をしている。

すると、なにやら隣のデスクの男性が
「片道航空券だけでは入国、いや出国できませんよ。不法滞在になりますので必ず帰りのチケットが必要なんです。さらにシェンゲン協定というのがありますので90日を超えるようなら特別な届けが必要です」
!!シェンゲン協定!!
そんなことも調べずに、えっへん顔していた自分が恥ずかしい。リクロヲトホデですか!?と驚いたり相手にされなかった訳だ。
その間にも、デスクの女性はカタカタと往復の格安チケットを調べてくれていた。

「仮に、お帰りの日を2ヶ月後とした場合ターキッシュエアラインズで往復2名¥306,760です。オープンチケットなので帰りの便は手数料さえ払えば変更可能です」
エアベルリンでの所要時間は26時間35分だったが、ターキッシュエアラインは19時間で着くそうだ。そしてこの価格。

「もう手数料でも何でも払って、やはりHISでチケットをとっていただきましょう」と夫の顔を見るとどうやら同じ意見。
「で、では そ、そのターキッシュエアラインズ・・・」
と言いかけて夫が
「あ!陸路を徒歩で、国境を徒歩で超えるんです!」
リクロヲトホデはもういいよ。いや、そうじゃない。
「帰りはスウェーデンなんですううう」

悲痛な叫び、だったかどうか・・・

フィンランド大使館に電話をしてもらい、帰りがスウェーデンでも同じシェンゲン協定国なのでOKということがわかり
さらには、しつこくもエアベルリンの往復便を調べてもらい
最安値往復2名¥156,000(サーチャージ別)を叩き出し
もうこれだけで這々の体

結果、すべての手数料込み
¥240,660
以下の航空券を手に入れたのであった・・・

8月3日成田出発→アブダビ→ベルリン→ヘルシンキ
9月18日ストックホルム→フランクフルト→アブダビ→成田(19日着)

なぜエアベルリンにこだわったかと言えば、荷物預かりは30Kまで無料で、機内持ち込み7Kまで可という素敵さ。
そしてなんだかわからないけど、アブダビ経由ってよくない?と思ったから。

あ、パスポート期限が切れていた・・・

本当に行けるのか?ラップランド
行くのだー!ラップランドー!




2015年4月24日金曜日

なんでラップランドなの?

さあ、行くのは決まった!
北極圏トレイルを歩くのです

「今まで自分ができそうもないと思っていたことに挑戦すること」

30代後半から、その欲望はむくむくと沸き上がり
マラソンに始まり、トレイルランニング、ボルダリング、登山・・・と挑み続けている

どんくさな自分が、「できそうもないと思っていたことがだんだんできるようになる」ということはそうとうに愉快であり
 そして今一番できなさそうで一番してみたいのが、「ロングトレイルを歩く!」ということなのだ

その地は、あまりありふれていなく、安全で、行ったことのないところが良くて
できれば情報は少ない方が楽しそう
幸い、義姉が住んでいるし
ということでラップランドに決まったのです
何より響きがいいではないか、らっぷらんど

雪の女王のお話に出てくる土地だとは知っていたけれど
その他のことは、何も知らない

北欧・・・
マリメッコ、サンタクロース、ムーミン?
メルヘンなことしか頭に浮かばない

挑戦したいのはメルヘンではない

行くことだけを決めて浮かれていると、夫に叱られた
「きちんと調査して、作戦を練ること!」

情報が少ないということは、自分たちで調べなければいけない訳で
言葉も通じるかわからず、いったい何日分の荷物を何日間背負って 歩くことになるのか
トイレは、お風呂は、食料は!!!

夏は白夜と言えど、蚊が大量発生するし9月になれば徐々に寒くなりやがて氷の世界になる
フィヨルドという地形は湿地にもなるから、足下はぐずぐずしそうで 靴は何をはけば良いのやら・・・

夫の話によると、1ヶ月半は歩き続けることになる
1ヶ月以上家を空けるなんて、植木の水やりはどうしたらいいのだろう?
冷蔵庫の電源は入れたままで良いのだろうか?

ぜんぜんメルヘンではない

考えると不安になるので
深く考えないことにした、いや深く考えるのを後にすることにした

きっと楽しいよね、未知の土地
未知の私

そうつぶやきながら
まずは、広大な土地の真ん中でごろりと寝転がる自分を想像をしてみた

2015年4月23日木曜日

旅の始まりはクリスマス

2014年12月25日
クリスマスの夜・・・
急性胆嚢炎になり救急病院に行くことになってしまった

痛みに強いはずの自分が、何もできずただ苦しんだ

痛みにおびえながらどこへも行かず 、食べるのも動くのもひたすら我慢
ようやく落ち着いたのが大晦日

ここで何を思ったか、私
ある決意をした

「ラップランドを歩きに行く!」

結婚して3年。
マラソンが趣味で知り合った夫とは「世界中のマラソン大会を一緒に走りたい」などと思っていた。
夫は砂漠ランナーで、ウルトラランナーで、そしてどこまでも歩ける人なのだ。
一方私は、すぐに弱音を吐くし、重たい荷物をもって歩けないと文句を言う。
はじめて2人で山に行ったとき、 夫はすべての荷物を何も言わずに持って歩いてくれた。

だから、山は楽しくて
だから、私もどこまでも歩ける気がした

そんな素敵なことがたくさんあるのに、最近は我慢の連続

だからお腹が痛くなったのか?

いや、違うなあ・・・
ありきたりだけれど、いつどうなるかわからないなら
やりたいことやってやろうじゃないの!行きたいところへ行こうじゃないの!

こういう心境
そういう訳で、決めた

「ラップランドに行く」

もちろん、夫と2人だ
今度は自分の荷物は自分で背負って・・・