2015年11月3日火曜日

Day15

D15 8/22
5:30起床 7:30出発
ザックのパッキングがうまくいかず、グズグズする。

朝から暑い。今日もよい天気だ。
歩き初めて30分で小屋に到着。ドイツから来ているという、大きな黒い犬を2匹連れたファミリーに出会う。赤ちゃんはまだ0歳児だろう。
ここではよく大きな犬を連れている人に出会う。犬と乗れる電車やバスがあるので、ペットと一緒に旅をする人が多いのかもしれない。

そのあとは急登でいっきに登る

今日は登りが多く、だらだらと続く登りはとても疲れる。

そして本日も靴を脱いでの川渡り!

深いところは膝まであった

後方から歩いてきた白人男性は靴を脱がずに渡っていた。見守っていたら、「私の靴はロングブーツ!この靴は高価なんだよ。ホッホー」
と声高らかに自慢げだった。そのあとも、何度か川を渡る場面があり、Mrは渡りやすい飛び石を教えてくれたりした。だが、彼は歩くのが速いのでやがて見えなくなってしまった。

11:30 岩を登ったところで昼食。今日は大きな湖の周りを歩いている。風がないため湖面に山々の景色が写ってとてもきれい。何度も見とれる。

本当に毎日景色が変わって飽きない

登りと雪渓歩きを繰り返す。大きな声で歌を歌いながら進んだ。
今日は足の具合もよく、起きたときに感じた腰の違和感もいつの間にか無くなっていた。

いったん車道というか林道のような道に出た。


すると湖畔でピクニックをしているファミリーが何組かいた。やはり犬を連れていた。
歩いてきた道と進む道を聞かれたので地図を見せて説明をすると、ほうほうと頷いてくれていたが「ちょいとそこまで車に乗って行くかい?」とは言ってくれなかった。日本車なのに・・・残念。
黒こげに焼けたソーセージやお菓子、ジュースなどを横目で見つつ「このソーセージいかが?」「コーラが冷えていますよどうぞどうぞ。」などダンナと寸劇のようなやり取りをしながら我々は進む。

16:00 次の小屋に到着
先ほどのロングブーツのMrがいた。小屋に泊まるノルウェーの人と話をしていて、我々を見つけて嬉しそうに話しかけてくれた。私が「私たちはゆっくり進んできましたー。あなたは歩くのが速いですね!」と言うと「僕は足が長いからね、ほら。ホッホー」とまたしても声高らかだった。
天候の話などをしていると、どうやら先週はラップランド全域で悪天候だったようで、今週と来週はよい天気が続くとの事だ。こんなに暑くなくてよいのに、ラップランドで日焼けでござる。思いがけない事だ。
そしてMrロングレッグは私たちがキルピスヤルビ→アビスコ→そして今の道 を歩いてきたことに驚いて感心してくれた。「足は短いけどねー」と笑って答えた。

そして本日のテント場を探して30分程歩いたところで落ち着いた。
川でシャツと靴下、手袋を洗い岩場に干した。シャツは汗と虫除けクリームでベトベト、靴下はむれて嫌なにおいがしたから。

水洗いだけでもすっきりした

久々に鏡で自分の顔を見ると黒く日焼けし、痩せて頬がこけていた。
こんな自分の顔は悪くない、と思った。
日本に帰ったら、がんばってケアしよう。(元セラピストの名にかけて)

今日メモ:日焼け止めのほかにフェイスパックも持ってくれば良かった。
高価なブーツはいったいいくらなのか調べたい。


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