2016年4月9日土曜日

Day 20


D20 8/27

5:30 起床
テントを張っているところだけ蚊が多い

7:00 出発
今日は曇り空。風が強く寒い。
ベリーがたくさん見つかるので、摘みながら歩く。

クラウドベリーよりもビルベリーの方が美味で、時折口に含む。持っていたガイドブックでベリーの種類を知ったのだが、ビルベリーといえば「わかさ生活」なので見つけるたびに「わかさ生活」と言ってはうるさがられる。

これがビルベリー




ベリーを摘みながら歩くのは嬉しくて仕方がない。まだ少しだけ時期が早そうだが、実っ
ているのを見つけると立ち止まって摘んだ。そのせいで進むのが遅くなり、水を汲める川に着くのが遅くなってしまった。

川を渡ろうと橋に出たら、先端が浸水していてうまく渡ることができない。
橋へのアプローチ部分の階段が水にどっぷり埋まって海中庭園のようになっている。
この橋を渡らないと先に進むことはできないので、橋を吊っているワイヤーの部分を綱渡りのようにして3mほど進んだ。

2本のワイヤーに足を置いて進んだ
私が渡る時、ワイヤーで滑ってバランスを崩した。
危うく川に沈むところを体勢を立て直した。自分ではそれほど怖くなかったが、見ていたダンナは息が止まって声が出ていなかった。


危険箇所を脱した


横から見るとこんな橋

そんなこんなで、昼食は13:00
食後にはカップいっぱいに摘んだベリーを食べた



すぐそばに焚き火の跡があり、未開封のビールが置いてあった。
トレイルエンジェルというのを聞いたことがあるがそれだろうか?いや、ただの置き忘れだろう、そのままそっとしておいた。

その後大きな湖に沿って進む道は、またしても浸水していた。
雨が多い年なのか?それともトレイルの道作りがうまくいっていないのか?
道無き道を木をなぎ倒しながらバキバキ進むのは、ワイルドで面白かった。

そして高いところへ登ったところで本日は終了。
明日はいよいよリッツェムに到着する!!



とりあえずシャワーを浴びて髪を洗いたい。そしてビーーーール!!










2016年4月7日木曜日

Day19

D19 8/26
6:00 起床
7:00 出発

まず支度を済ませて、少し進んでから朝食をとった
今日は薄曇りで肌寒い。が、湖の周りには蚊がまたしても沢山いる。
なので、午前中はギャーギャー言いながら足早に進んだ。

11:30
とても見晴らしの良いところに出た。
溶けきっていない雪が湖に浮かび、流氷のように青々とした陰影を作り出している。
時折どさっと雪の塊が溶け落ちるのを見るのは迫力があった。



今日はそんな景色を見ながら昼食をとることにした

いつもの昼食セット

時間と心に余裕があったので、自分たちがどんな格好でいるのかの写真も撮った

こんな格好ですよ

景色は、本当に日1日として同じ情景はなくどんどん変わる
場所、天候、気温などによって見え方も違うのだと思う

午後、ノルウェー側に入った
1組のハイカーが小屋に向かって歩いていてすれ違った。
人に会うのは2日ぶりだ。挨拶をしようとしたらうまく声が出なかった。

小屋が見えてきた

小屋の中をこっそり覗いたら、ソファーにダイニングテーブル、まきストーブ、さらにベッドルームがあり居心地が良さそうだった。
いつか泊まってみたいものだ。
ノルウェーとはここでお別れ。あとはゴールまでスウェーデンを行く。
アビスコからはクングスレーデン⇨ノルドカロッドレーデンを歩いてきたが、今日はまたさらにグレンスレーデンという別のトレイルを行く。
メジャーな道ではなさそうなので分岐を見つけるのに一苦労し、道を見つけられるか不安になった。

こんな窪地に分岐があった



グレンスレーデンは広々と見晴らしが良く、なだらかで歩きやすい
珍しく平たい道をどんどん進む。風も出てきてとても気持ちが良い!



さらに進むと、なんと!!!念願のクラウドベリーの群生を発見!




赤い実を口に含むと甘酸っぱく、黄色に熟した実は熟れた果実の味がした。
ふと周辺を見ると、ビルベリーや黒スグリもある!少しずつ味見をさせてもらった。

リンゴンベリーかな??

念願のベリーが見つかり嬉しくて、下ばかり見て歩いた。
先週まではやはりまだ季節が早かったようだ。明日はもっと沢山見つけたい。

グレンスレーデンはとても良い道だ。
休憩小屋もあるし、道標が4色のペンキで塗られているのがなんともメルヘンだ。





だけど・・・テントを張れるような平らな場所がなく苦労した。
そして近くに川もないので今日は顔を洗うことができない。
明日川を見つけたらすぐさま洗おう。

明日はどんな道になるのか楽しみだ
体調は、まあまあ

今日メモ:顔を洗うことは、1日の始めと終わりにはやりたいものだ。(ダンナは平気なようだ)

2016年2月21日日曜日

Day18

D18 8/25
6:00起床 7:30出発

とてもよく眠れた。朝食にチョコレートを食べてご機嫌!!
朝は薄曇りでウインドブレーカーを着て出発するが、登りが多くてすぐに暑くなる。
歩き始めて30分くらいすると、湖の間の島を渡るのにボートがあった。
これは森山さんの本で読んでいて楽しみにしていたことの1つだ!

ポツンと手漕ぎボートがあった

ダンナは予想が当たって大喜び。だけど・・・ボートの中は水浸しで置いた荷物は濡れてしまうし、両岸に1隻ずつしかないボートは、一度漕いだら1隻を牽引して元の位置に戻さなくてはいけないという大変さ。

*注 地元の渡し舟のおじさんではありません(笑)

私はボートに乗り込んで応援するのみ。ダンナは対岸に着いたら荷物を置いてボートを2隻漕いで行く、そして2隻が対岸に着いたら1隻を残してまた帰ってくる。
相当体力を使ったようだ。面白がって写真や動画を撮った。
私はボートを岸に引き上げる力も、水に浮かべることも、ましてや漕ぐこともできない。
こういう時にやはりダンナは心強い。頼りになる。
いやこういう時だけでなくこの旅は、私はダンナの後をついて歩いているだけだ。
地図を読んで道をみつけること、最適なところにテントを張ること、さっとお湯を沸かしてご飯を作ってくれること、すべてやってくれる。私は相変わらず『足が痛い、荷物が重い』と言ってばかり。私がもっと進むことができたらよかったのだけど、それは言っても仕方のないことだし、ダンナも承知のうえでのことだ、うむ。と、そんなことを考えながら歩く。

午後はやはり気温が上がる。暑い。
だけれども昨日から蚊が減っている、もう秋に向かっているのだろうか。かわりに小虫がたくさんいて、ザックや服にたくさん止まって気味が悪い。
今日は誰とも会うことがなかった。トナカイの群れには出会った。

歩いていると所々トナカイ脱出よけの柵がある。はじめは国境なのかと思っていたが、トナカイが自由に行き来しないようにするためのものらしい。今日も何回か柵を越えた。
そして国境も越えた。ノルウェーとスウェーデンの間をジグザグに縫うように歩くので、今どこの国なのかうっかりわからなくなる。
今日のスタートはノルウェーで、今はスウェーデンに入って歩いている。
国境沿いは道標がわかりずらく、今日は何度も目印を探すのが大変でなかなか進めなかった。
国境の目印

何度か川を渡るのにも慣れてきたが、深さのある川は靴を脱ぐ。その水の冷たさと、川底の石の刺激は何度やっても慣れることはなく、ヒーヒー言いながら渡る。

午後3:00
小さな流れの中で魚を発見した。
すかさずダンナは竿を出して30分ほど釣りを楽しんでいた。小魚が1匹ひっかかっただけだったが、持ってきた竿で遊べてリフレッシュできたようだ。よかった。
私はお目当てのクラウドベリーがまだ見つけられない。
でも今日はトナカイの角をたくさん見つけた。生え変わる時に落ちるようで、小さい角、大きい角、古い角たくさんあった。

大きい角見つけた

あと3日で最後の補給地のリッツェムに着く予定。
今日は湖のほとりにテントを張り、6時に歩き終えた。
湖に入り、顔や足を洗った。夕ご飯はパスタをたくさん食べて大満足だった。
今日は目標まで進めなかった。明日はたくさん歩けるだろうか?







2015年11月7日土曜日

Day16〜17

D16 8/23
5:00起床 6:45出発
寝ているとどうも腰が痛くなる。マットが合わないのだろうか?いや、寝過ぎか?
 だいたい 20:00には横になっており、起きるのが5:00なのだから確実に寝過ぎなのだ。

今日は午前中、激下りがあった。

下ってきたところは岩だらけ

下りと岩場、という苦手要素が2つ重なり、進むのにとても時間がかかってしまった。
岩場で足をひねりやすく、せっかく治りかけている足首を痛めないように慎重に下った。
沢山汗をかいたが、今日は幾分涼しく気温は20度以下だ。


10:00 林道に出た
雲が出て、風もあり歩きやすい。先ほどの岩場と比べると歩きやすく、どんどん進めた。

果てしなく続くように感じる

11:30 昼食
足のケアを念入りに

この頃には寒いくらいになってきた。再び歩き続けると、ようやく小屋が見えてきた。
14キロの道のりを、休憩含めて4時間で進んだことになる。山道とは違いスピードが出たため、それはそれで足が痛い。
今度は右足の付け根が痛い。あちこち痛い所だらけで嫌になる。もっとゆっくり進めば良いのか?

林道が終わり、トレイルに入った。今まで涼しかったのに急な登りになって、汗だく。
自分の体力のなさに辟易。

16:00 蛍の光を歌い、「本日の営業は終了しました。」と体力終了のお知らせをしてみる。ダンナ1人だったらもっと歩けるだろう、申し訳ない。歌とアナウンスでごまかしてみたが、きっと私の疲労っぷりに気がついているだろう。
それでも、今日は20キロ以上は歩けたので上出来だと言ってもらえた。

旅の計画を立てたとき、1日20キロは楽勝だと思っていた。
だけど・・・でこぼこボブ、湿地、岩場のあるトレイルはなかなか進めない。
午後はいつも自分に余裕がなく終わってしまう。
こうしてテントでごろりとしながら日記を書いている時間が1番ホッとする時間だ。 テントの中は秘密基地のようで安心で、子供の頃してはいけないと言われていた事(ラーメンのスープは全部飲んじゃダメとか、寝転がったまま食べてはいけないとか)そういうことが堂々とできて楽しいのだ。そして、1日を振り返り、明日の行程を考えて眠りにつく。
そして、今日も1日が終わろうとしている。

今日メモ:不思議と最近の夢には、今までの職場の人や親戚一同が出てくる。


D17 8/24
5:00起床 6:00出発
今朝はすぐに出発。15分くらい歩いて、見晴らしの良いところで朝食をとる作戦だ。
これはとても気持ちがよい!

その後、雪渓と登りが続いた。
登りきって湖を見下ろす場所に出た。おーーーー!なんという素晴らしい景色だ!



湖面に雪渓をたたえた山々がうつし出され連なっている。どこが湖面で、どこが山なのか境が解らない。しばらく見とれる。


ラップランドの神様のことを思い浮かべようとしてみたが、トナカイの角をはやし人間の体をした者が思い浮かび、なんともあのセント君の従兄弟のような姿になってしまった。自分のセンスのなさにガッカリ。
そんなアホな想像はさておき、本当にこの景色は素晴らしい。
高さの違う山並みと雪渓のコントラストが渦を巻いているように見える。ずっと見ていると、その渦に吸い込まれそうになる。




ダンナはパリパリチョコアイスのようだと言っていた。うーーん。どうもお互いに想像力が乏しい・・・

湖面を半周したところで昼食。今日は気温もさほど上がらず、蚊が少ない。川べりは寒いくらいだ。昼食後、さらに別の湖を見下ろす場所に出た。
ここもまた絶景!長い時間足を止めて見とれた。



17:00 この湖をさらにぐるりと回り、本日のゴールPunro小屋に到着。
小屋に人はいなかった。今日は誰にも会わない1日だった。素晴らしい景色を見ながらの22キロはあっという間だった。
本日の行動時間10時間。足の痛み少々あるがOK!がんばりました。

今日メモ:ラップランドの神様 ラッピー
ダンナ作







2015年11月3日火曜日

Day15

D15 8/22
5:30起床 7:30出発
ザックのパッキングがうまくいかず、グズグズする。

朝から暑い。今日もよい天気だ。
歩き初めて30分で小屋に到着。ドイツから来ているという、大きな黒い犬を2匹連れたファミリーに出会う。赤ちゃんはまだ0歳児だろう。
ここではよく大きな犬を連れている人に出会う。犬と乗れる電車やバスがあるので、ペットと一緒に旅をする人が多いのかもしれない。

そのあとは急登でいっきに登る

今日は登りが多く、だらだらと続く登りはとても疲れる。

そして本日も靴を脱いでの川渡り!

深いところは膝まであった

後方から歩いてきた白人男性は靴を脱がずに渡っていた。見守っていたら、「私の靴はロングブーツ!この靴は高価なんだよ。ホッホー」
と声高らかに自慢げだった。そのあとも、何度か川を渡る場面があり、Mrは渡りやすい飛び石を教えてくれたりした。だが、彼は歩くのが速いのでやがて見えなくなってしまった。

11:30 岩を登ったところで昼食。今日は大きな湖の周りを歩いている。風がないため湖面に山々の景色が写ってとてもきれい。何度も見とれる。

本当に毎日景色が変わって飽きない

登りと雪渓歩きを繰り返す。大きな声で歌を歌いながら進んだ。
今日は足の具合もよく、起きたときに感じた腰の違和感もいつの間にか無くなっていた。

いったん車道というか林道のような道に出た。


すると湖畔でピクニックをしているファミリーが何組かいた。やはり犬を連れていた。
歩いてきた道と進む道を聞かれたので地図を見せて説明をすると、ほうほうと頷いてくれていたが「ちょいとそこまで車に乗って行くかい?」とは言ってくれなかった。日本車なのに・・・残念。
黒こげに焼けたソーセージやお菓子、ジュースなどを横目で見つつ「このソーセージいかが?」「コーラが冷えていますよどうぞどうぞ。」などダンナと寸劇のようなやり取りをしながら我々は進む。

16:00 次の小屋に到着
先ほどのロングブーツのMrがいた。小屋に泊まるノルウェーの人と話をしていて、我々を見つけて嬉しそうに話しかけてくれた。私が「私たちはゆっくり進んできましたー。あなたは歩くのが速いですね!」と言うと「僕は足が長いからね、ほら。ホッホー」とまたしても声高らかだった。
天候の話などをしていると、どうやら先週はラップランド全域で悪天候だったようで、今週と来週はよい天気が続くとの事だ。こんなに暑くなくてよいのに、ラップランドで日焼けでござる。思いがけない事だ。
そしてMrロングレッグは私たちがキルピスヤルビ→アビスコ→そして今の道 を歩いてきたことに驚いて感心してくれた。「足は短いけどねー」と笑って答えた。

そして本日のテント場を探して30分程歩いたところで落ち着いた。
川でシャツと靴下、手袋を洗い岩場に干した。シャツは汗と虫除けクリームでベトベト、靴下はむれて嫌なにおいがしたから。

水洗いだけでもすっきりした

久々に鏡で自分の顔を見ると黒く日焼けし、痩せて頬がこけていた。
こんな自分の顔は悪くない、と思った。
日本に帰ったら、がんばってケアしよう。(元セラピストの名にかけて)

今日メモ:日焼け止めのほかにフェイスパックも持ってくれば良かった。
高価なブーツはいったいいくらなのか調べたい。


2015年11月2日月曜日

Day14

D14 8/21
5:30起床 
テントの結露が気になって良く眠れなかった。ダウンマットが朝しぼんでいた、パンクしてしまったのか!?

 7:00出発
この時間は涼しいし、蚊がいないのでとても良い。
ある意味、夜明るいのだから夜歩いて昼間休めば快適なのでは?と思う程に昼の気温の高さと日差しの強さ、そして何より蚊がひどい。
アビスコで買った虫除けバームは良く効くが、体中がベタベタになるのが気持ち悪いのと、持続しないので1時間に1回塗らないとダメ。

気温は25度くらい。昨日より幾分過ごしやすいが、ノルドカロッドレーデンに入ったとたん道が解りづらく、そしてアップダウンが激しくなる。
クラッカーだけの朝食は昼前にはお腹が空いてしまう。昼ご飯が待ち遠しい。




今日は本当に人に会わない。午後、1組のハイカーとすれ違うが言葉かわさず。何のエピソードも生まれない。
そしてさらに歩いていると、ノルウェーとの国境に出た。

国境のしるし

ノルウェーに戻ったのだ。この荒涼とした景色・・・足場の悪さはあるが自分で道を見つけて進むことはとても愉快だ。一方クングスレーデンはトレイルが整備されていて歩きやすいが、決まった道を大勢がゾロゾロと行く。山小屋には売店があり設備が整っていて、若者から年配者まで楽しめる安全なトレイルだ。
どちらも良いトレイルだ。道によって、こんなに違いがあるのは面白いのでもっと色々なところを歩いてみたいと思う。

今日は足はよく動いて、久々に20キロを超えて歩けた。
拓けた場所でテントを張り、川で体を拭いてさっぱりした。
テントを張っていると1人の男性が「良いところにテントを張っているね」と話しかけて通り過ぎて行った。こういう何気ない会話が楽だ。
今日はよく眠れそうだ。


今日メモ:人生についてダンナと語っていて、自分の人生の目標とともに、トレイルの道も見失いかけた。

2015年10月27日火曜日

Day12〜13

D12 8/19
6:00起床、8:00出発
昼間はあんなに暑いのに、やはり夜と朝は寒い。結露でテントはびっしょりだった。

朝食はクラッカー2枚とコーヒー、そして昨日小屋で買ったハムマヨペースト(なかなか美味)

朝の定番はこれでした

歩き始めると太陽サンサン、また暑さと蚊との戦い。
今日も陽に向かって歩く。
昨日会った何組かのハイカー達と抜きつ抜かれつ、挨拶だけで言葉は交わさなかった。

トレイル上には色々な花が咲いている。
たんぽぽ、つくし、ハルジョンに似た日本では春に咲くような花達だ。

たんぽぽのような花

11:30 足が痛くなってきたので川べりで昼食
結露で濡れたテントとシュラフを乾かし、私は足を水につけてアイシングした。

テント乾かし中!

食事中 抜きつ抜かれつしていたハイカーのうちの1組、私たちが「黄色くん」(黄色上下のウエアだった)と呼んでいた青年が
「いただきます!」と、いきなり日本語で話しかけてきた。
聞くと、黄色くんはスイス人なのだが、5年前に福島に1年間留学していたという。
何日か前にノルウェーで出会ったヘンドリックとの苦い想いが頭をよぎる・・・今度はちゃんと楽しく会話ができたと、思う。その後、黄色くんとはすれ違うたびに日本語で挨拶をして楽しんだ。良い青年だった。

昼食後、ようやくスタートして15キロ地点のタヤタヤ小屋に。小屋手前でまた「こんにちは」と日本語で話しかけられる。東洋系の顔立ちの彼は韓国から来たそうだ。イビョンホンに似ていなくもない。
小屋には立ち寄らず進むと、急に荒涼とした景色に変わった。
何日か前のあの道に戻ったようで、人も少なくなり嬉しくなった。ただ違うのは、岩場を歩きやすいように木道があることだ。ぐんぐん進めた。

17:00 峠を一つ越え、雪渓を渡り、下ったところを本日のテント場とする。
今日もよく歩き、たくさん汗をかいた。

※後日メモ タヤタヤ小屋→チュクタ小屋 (Tjaktja) 


D13 8/20
5:30起床、7:00出発
風は強かったがぐっすり眠れた。やはり朝は寒いが風が入り込んだのでテントの結露はなし。

10:00 スタートして3時間でセルカ小屋に着く。とても暑かったのでトナカイビールを買って飲む。幸せ!景色の良いところでビールを飲めるなんて贅沢だぁー!しかも小屋のおじさんが2クローネ(30円)おまけしてくれた。

salsa小屋は天国のようなところだった
いつものトナカイビール

昨日の後半で一緒だった単独の年配女性に会う。彼女はとてもパワフルだ、我々を抜いて先に行ってしまった。もう会わないだろう・・・手を振って別れる。

その後クングスレーデンとノルドカロッドレーデンの分岐に来た。ようやく静かな道だ。

分岐、文字が消えている

今日はあまり人と会わない。気温はどんどん上がり、遮るものがないので25度以上に。
温度計を見ると30度を指している。げーっあっつい!ペースが上がらない。
自分がこんなに暑さに弱いとは思わなかった。さらに朝方から右足首外側が痛む。
ゲイターのストラップ部分が足に当たってアザになってしまっている。左足が良くなったと思ったら今度は右。。。自分の不注意とはいえ、1つでも不調なところが出てくると途端にマイナス思考になる。右足親指のしびれも治らないし、何か変な病気じゃないだろうかとか、ノルウェーでずっと足を濡らしていて何かに感染したのではないか、と半べそになる。
いったん止まって、アザの部分にテーピングをして靴を履きなおした。

1:00 それでもペースが上がらず、昼食に。
お腹が満たされたら元気になった。足のあたりも良いように思う。
何と自分は単純なのだろう・・・
元気を取り戻したのでスピードアップ。だが、ノルドカロッドレーデンに入った途端、踏み跡が少なく道がよくわからない。
ここへ来て「ラップランド進まない問題」再発である。

17:00 暑いのと進まないのとでギブアップ
川沿いにテントを張り、汗でベタベタの体を川で洗うととても気持ちが良かった。

何故か置いてあった椅子

1日のうちで、足が痛いと言っては不機嫌になり、ビールを飲んではニコニコし、疲れたと言ってはふてくされ、お腹が満たされればご機嫌。
振り回されているダンナに申し訳ないと思う。
今日はぐっすり寝て、明日こそ頑張ろう!

今日メモ:明日こそと毎日思っている。